なにもかもコロナのせいなのか!?

コロナ禍以降、こういうの(写真)を最近よく見ますね。

ハンドドライヤー?ブロア? というんですか?お店やモールなどの公共のトイレに設置されているヤツです。

写真のようにコロナウィスル感染予防のため使用禁止になっているところが多いですね。

ちょっと、これに関連して、いろいろと思うところがあるので、それを書いてみようと思います。

目次

気をつけるのはコロナだけか

 新型感染症(コロナ)の流行で騒ぎ出してから、もう久しく経ちますね。

みんなマスクをして、お店の入口には消毒用の液体ボトルがあるのが普通になりました。

 世の中全てが『コロナ対応』になって、それがスタンダード化しているような気がします。

ただ、ちょっと過剰だったり、ズレていたりするようなことも見受けられます。

 そしてさきほどの写真のモノ。これって、コロナだから使ってはいけない、使うとよくないのでしょうか?

 要するに、風力(風圧)で水を吹き飛ばしてしまう仕組みなので、水分中のコロナなどの菌やウィルスも一緒に吹き飛ばしてしまって、大気中に拡散してしまう、ってことでしょうか。

たしかに、それはありそうに思えますし、ウィルスなんかを周りに吹き飛ばしたら良くないのは感覚的にわかります。

でも、だったら、『コロナだから』使用を中止、の意味がわかりませんね。。。

 手から感染しそうなウィルスはなにもコロナだけじゃないだろうし、もしその理屈で使用禁止、ということなら、そもそも普段から使っちゃダメだし、もともと不衛生なモノってことじゃないですか?

 以前は知らなかったけど、コロナのことで注意喚起があって知ることになったのか、前から知っていたけど、問題にならないから設置していたのか(紙を置くとコストが余計にかかる?けど何も置いていないと不親切だから?)わかりません。

 注目されていないとき、誰も気にしていないときは、ウィルス拡散の恐れがあるものが普通に設置され、使われていた、ということになりますね。

コロナは無くなっていない

 そして、マスク着用要請も緩和され、コロナが5類になったいま、この手の機器の使用が復活しているところを見かけます。

 コロナ自体は無くなっていませんし、風邪やインフルエンザが無くなっていないのと同様、おそらく無くならないでしょう。

あれだけ強く使用を中止・禁止していたものを、政策的な部分が緩和されたから、急にまた使い始める、というのは解せませんね。

コロナ禍のときに問題があって使うべきじゃない、と判断されたものは、いまでもダメでしょう。何らかの改善や対策が施されていない限り。

コロナ最優先のおかしな世の中

 ウォーターサーバや他のものでも、“コロナ感染予防のため使用を中止しています”云々の説明で使えなくなっているものも見かけます。中には、本当に関係があるのか怪しいものや、そこまでしなくても。。。?というような、ちょっと過敏じゃない?と思えるものもあります。

コロナに過剰に反応するようになったのは、メディアなどの煽動的な報道や発信にも原因はあると思います。

まるで、コロナがこの世で最も恐ろしい病気のような扱い、コロナにかからないのが他の何よりも最優先、のような近視眼的な動きが起こっていました(まだ進行形か)。

そして、『コロナ』の名前を印籠のように出せば、みんな従わないといけない雰囲気を出し、それに多くの人が不思議にも思わず、盲目的に従う。恐ろしい光景です。

メディアや周りに流されず、自分で判断する習慣を

 いま何かをやる、何かをやめる、という行為について、“コロナだから” が大義名分化しているような気がします。そして便乗と思えるような行為も見られます。

 もちろん、コロナにかからない、広めない、ということも大事なことです。

ただ、人それぞれ、大事なことの優先順位は違うと思いますし、やらないといけないこと、やるべきこともそれぞれ違うと思います。

 マスクにしても、つけることのメリットがあればデメリットもあります。

 コロナ禍では、有無を言わせず必ず着用、着けていないと大罪を犯したかのように責め立てる、というのもおかしいですし、緩和されたから、みんな一斉に外しましょう、というのもおかしいと思います。

コロナに限らず、すべてにおいて、テレビで言っていたから、周りがみんなやっているから、といって何も考えずに従うのはやめにしたいですね。

 何事にも、良い面/悪い面、メリット/デメリット、があります。それをしっかり見て、他の人がどうあれ、自分にとって何が正しいのか、大事なのか、を考えて自分の行動を決める、ということを習慣づけたいものです。

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