読書のススメ(2)

この記事は、以前の記事:『読書のススメ(1)』 の続きです。

前回は、読書をしたらどんな良いことがあるか、というようなことを書きましたが、今回は、どんな本を読むか、どうやって読むか、というようなことを紹介してみたいと思います。

目次

本の読みかた、種類

 私が読む本のジャンルですが、仕事が忙しいときは、あまり頭を使いたくなくてわりとカルめの小説ばっかり読んだりしていました。

そして、それに飽きたら自己啓発系とか、ビジネス系とか、それに飽きたらまた小説、とか、いろんなジャンルを順番に読むような循環が定着していました。

 最近はどんどん世の中が変わってきているので、新たに起こったことや、初めて見る(聞く)言葉に触れると、そのことを深く知りたくなります。

そのとき、まずはネットでそのことや言葉について調べてみるのですが、もっと深く知りたくなったら、関連の本を探します。

知らないことを知らないままにして、それがどんどん増えていくことの不安みたいなものがあるのかもしれません。

 あとは、どうしても読み出したら眠くなる本、というのがあるので、そういうのは、夜ベッドに入って読む、睡眠導入用に重宝しているものもあります。

 読みやすいもの、没頭してしまうもの、好き、嫌い、などは人それぞれで、本を読む目的も気分や状況などで違うので、ピッタリ合うものを探してみてください。

本の買いかた

 本を買うのも、昔は本屋さんに行くしかなかったかと思いますが、いまはネットで注文したら数日うちに届くサービスが便利で、そっちの方が主流になっているようですね。

でも私は、本は本屋さんで買うのが好きです(すぐに読みたい本があるときはネット注文しますが)。

 理由は、ウィンドウショッピング的に見ているだけでも楽しいのと、思わぬ発見があることです。

欲しい本があるときはもちろんですが、そうじゃないときも特に目的なく本屋さんに行くことがあります。

そして行ったらいつも、いろんなコーナーをウロウロします。

 目に止まった本を2,3ページめくってみたり、『へぇ。このタレントさん、本出してるんか』っていうこともあったり、1,2時間滞在することもあります。

 たまたま見つけて気になった本を半分以上流し読み(立ち読み)してから、やっぱりちゃんと読みたいと思い購入することもあります。

こういう出会いはネットでは味わえないなぁ。と思います。

 大きな書店では、ソファが置いてあって、立ち読みじゃなくて座り読みできるスペースがあるところもあってゆっくり読めてありがたいです。

そこで長居したときはちょっと悪い気がして必ず何冊か買って帰りますが。

 あと、カフェが併設されてあるところもありますね。それも利用します。

 そういえば、中国に住んでいたときには、日本の本はあまり手に入らないので、年に2,3回帰国するタイミングでまとめ買いしていました。

 そのときは、前からチェックしていた本も数冊買いますが、時間もあまりないので、大きい本屋さんに行って、平積みしている本を、中を見ずに、表紙とタイトルだけの印象で、面白そうと思うものを、かたっぱしから買っていました。

言ってみればジャケ買いですね。この方法で、毎回だいたい30冊から50冊くらいを一度に買っていました。

そうしたら当然、ハズレというか、表紙の印象と全然違った、ということもあり、読み始めてもどうしても最後まで読めなかった、というのもありました。

でも逆に、そんなに期待いしてなかったけど、すごく面白かった!という意外な出会いもあったので、まあ良しとしましょう。

あと、毎回まとめて買うので、同じ本を2回買ってしまう、という失敗もありましたが、それも一興、です。

デジタル(電子版)vs アナログ(印刷版)

 本の買い方、読み方の一つとも言えますが、最近は電子書籍という選択肢もありますね。

 これだと欲しい時に入手できるし、いつでもどこでもスマホなどのツールで読めるし、荷物にもならない。そして保管する場所も要らない。便利なことだらけです。

でも、私も何回か購入してトライしてみたのですが、なんか読み進める気がしなくて断念しました。慣れの問題ですかね。やっぱり、かさばっても印刷した本が良いです。

なんか落ち着く。

 あと、目にとっても本の方が良いようです。

 私は、寝る前に本を読む習慣があるのですが、読んでいたらどんどんネムくなる、あれが気持ち良いんですよね。

早いときには、2,3ページくらいで落ちていることもあります。

これ、スマホでやると、良くないと言われていますね。

 人体で合成される「メラトニン」というホルモンが、人間の体内リズムを調節しているらしいのですが、人体は目に入る光によって体内時計を管理していて、光が多く入るとメラトニンの分泌が抑制され、夜になって光を感じなくなるとメラトニンが多く分泌されるそうです。

しかし、ブルーライトを浴びると脳は昼間と勘違いしてメラトニンの分泌を抑制してしまうのです。

それで、寝付きが悪くなったり生活リズムが狂ったり、さらに自律神経などにも影響を与えてしまう可能性もあるそうです。

なので、寝る前にスマホやパソコンをあまり見ないほうが良いですね。

 そういった理由で、私はアナログの本に軍配を上げます。

まあ、単に新しいものに適応できないトシになってしまっただけかもしれませんが。

まとめ

 と、いうことで、2回に渡ってゴチャゴチャと書いてしまいましたが、とにかく本を読んだら良いことがありますよ、という話でした。

 どんなジャンルでも、どんな読み方でも良いと思うので、いろいろ試してみて自分に合ったスタイルを見つけてみてはどうでしょうか?

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