人との約束・アポイントに大小の差はあるか?

 みんな誰でも、友人や取引先など、誰かと何かしらの約束をすることは必ずありますよね。

仕事の面談、打ち合わせ、などのアポイントもあれば、遊びに行く、食事、飲み会、などの約束、美容院や習いごとなどの予約、などなど。

こういうのをここではまとめて『約束』とします。

 この『約束』に優先順位とかありますか? 人によって考え方が違うなぁ、と感じることや、ちょっとおかしいんじゃない?と感じることがあります。

そこで、ここでは、そのあたりのことについて、私の考えを紹介したいと思います。

目次

原則、『先約優先』じゃない?

 私は、よっぽどのことがない限り内容や相手によらず、先約優先だと考えています。

 例えば食事や飲み会などの約束をしても仕事でドタキャン(された)、というケースをよく経験したことがあります。

これってどうでしょうね? 致し方ない場合もあるかもしれませんが、「仕事なんで」と結構カルめに言ってくる人もいます。

取引先の面談アポは絶対トバさないけど、友人と会うのは簡単にキャンセルできる感じ。

 なんか、仕事の用事(都合) >> プライベートの約束 っていう概念・ルールがその人の中ではあるんですかね。そういう感覚を当然と思っている風潮もあるような気がします。

 本人にとっての重要性や、おカネをもらっていることとそうじゃないことで責任などの重みが違うというのもわからなくもないですが、あまりに当たり前のように振る舞われると、ちょっと疑問です。

 なぜなら、相手にとってもそれが同じだとは限りませんよね。。。

相手も自分の時間を割いて予定しているわけで、それに関しては仕事も遊びもないと思います。

自分が遊びだと思っても、相手にとっては仕事同様の大事な用事かもしれないし、そのために別の誘いを断ってきているかもしれません。

約束は、破るほうにもダメージが

 そういう行為は、実はされるほうよりするほうへのダメージが大きいとも思います。

 一回くらいならまだしも、何度もやると、「あいつとの約束はあてにならないな」とか、「あいつにとって私(との約束)は優先順位が低いんだな」とか思われます。

 そうじゃなくても、時間にルーズなヤツ、自己管理ができないヤツ、というような印象を持たれて、こいつに仕事は頼めないな、と思わせてビジネスチャンスを失うことになるかもしれません。

本人は気づかないかもしれませんが。

 要するにそれは信用を失うということで、信用というのは”人”に対してついてくるものである以上、仕事とかプライベートとかの境界はないと思います。

 あいつは約束を守らないとか、時間にルーズだとかいう印象は、当人同士だけのことではなく、周りにも拡がります。

逆にちゃんと約束を守っていると、周りからも信用され、いろんな誘いを受けたり、情報をくれたりするでしょう。

どんな約束でも、約束は約束

 やっぱり、相手との約束はどんなことでも約束ですね。そのときに自分にとって大きいことか小さいことか、だけの問題ではないと思います。

 生きていると、いろんな約束ごとがついて回ると思います。何をやるにも期限はありますし、ルールもあります。

そういうのを、自分だけの都合で優先度や重要度を決めてしまうと、あとあとつまづくことがありそうな気がします。

 私は、特に他人との約束やアポイントに関しては、できるだけこの、“先約優先” という原則を守っているつもりです。

 もちろん、私と違う意見の方も居ると思います。それは構いません。

 ただとにかく、自分の中での原理原則のようなものは持って、それを守るようにしたほうが、人としての芯がしっかりして、他人からも信用されるような人になれるんじゃないかな、とは思います。

メールマガジン登録はこちら

    氏名



    この記事が気に入ったら
    いいね または フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次